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zoom RSS 平成27年5月5日 西電テトラ

<<   作成日時 : 2015/05/18 21:46   >>

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みなさんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?

私は毎年ゴールデンウィークに絶好調を迎える大分港へと愛車のレクサスアトレーワゴンを走らせます。

今日の目標はビッグママ!
年無しなんてシバチン同然。
ロクマルなんてメイタと同等。

釣場は当然西電テトラ!


今日は規格外のバケモノとの勝負ですので準備にも熱が入ります。

竿は弘法大師が三日三晩念仏を唱え、ヤマトタケルノミコトが八股の大蛇を退治したと言い伝えられているということでカンボジア人から購入した御神竿。

糸は近所のミャンマー人から購入したインドの奥地に住むと噂されている原住民の毛髪を藤岡弘が三日三晩不眠不休で紡ぎ製糸したという超希少テグス。

針は近所のロシア人から購入した銀河系の惑星では手に入らない未知の金属を中国福建省の加治屋が三日三晩不眠不休飲まず食わずで叩き上げたという伝説のヘッド伊勢尼。

マキエは魚たちをハイな状態に無理やりもっていく白い粉を二袋。
これにとある植物の種子を一袋。

そしてこれからの時期旬を迎え、プリっプリに脂の乗った高知県産のオキアミを2角混ぜ合わせ、水分が蒸発しないように濡れたフキンを掛けて釣場へ向かいます。


今日の漁場は西電テトラです。
そうです。
テトラポットを数百メートル歩かなければなりません。
今混ぜたマキエの量を見て思うことはただひとつ。

3分の1行ったところで腕がちぎるる。。。

マキエを半分ほどバッカンに入れ、残りはスーパーの袋に入れて車の中でお留守番。

午前中はバッカンに入れた半分のマキエを使い、昼飯を食べに一旦丘に上がった時に車内で発酵しているであろう残りのマキエを持っていく。。。
一見単純でありながら今まで誰も考えも付かなかったであろう前代未聞の奇策を瞬時に考案。

これが25聖飢魔Uに武田の騎馬隊をやぶった織田信長の鉄砲隊と並び称賛されることとなるのです。


重さが半分になれば疲労も半分!
これでバッチリ。

おいおいさとふくん!
全部持って3分の1なんやったら重さが半分になっても3分の2くらいで腕がちぎるるんやねぇんかえ?

なんていうご意見は受け付けません。
私の腕のちぎれ具合はそんな単純計算では求められません。
豊後のダルシムと呼ばれた私を甘く見ないで頂きたいものです。

バッカンを片手に西電テトラの付け根から先端を仰ぎます。

よしっ!
だれもいない!

山岳地帯を軽やかに飛び回るロックワラビーのようにテトラポットの上をヒョイヒョイと飛び回ります。

テトラポットの上ならベンジョンソンにもカールルイスにもエイトマンにも負けないだろうなと考えているといつの間にか先端付近に到着。


♪ドンドンチャ ドンドンチャ

のリズムで1秒間に16杯のマキエを打ち、ポイントをこしらえます。

この時期のチヌは音で寄せましょう。
陽気なラテンのリズムで。

いよいよ戦いのゴングが鳴りひびきました。

カズダンスで鍛え上げたラテンのリズムでチヌどもを誘い出します。

ちなみに本日の私の仕掛けは一本針のウキ釣りです。
エダスを出して2本針にすれば釣れる確率は2倍、3本にすればなんと3倍ですから、5本針がフカセ釣りのグローバルスタンダードなこのご時世。

愚直な職人気質の私には昔ながらの1本針がちょうど良いのです。



しばらく釣っていると回収したツケエからチヌのニオイがしてきました。

チヌが寄ってきたようです。

チヌがマキエに寄ってきたかを判断する材料は数多くありますがその中でも激アツ度が高いのがツケエの変化です。

オキアミを軽くつついて食い付かなかったのであれば今回のようにツケエからのチヌのニオイがほんのり漂ってきますし、口に含んだのであれば歯形がくっきりついてチヌのニオイがプンプンしてきます。

私レベルともなるとツケエから漂ってくるニオイから、相手の体躯を誤差±1mという脅威の精度でズバリ的中させることが出来るのです。

これは大通りと平行して走る側道を走っているにも関わらず大通りを走っていると勘違いする私のボロカーナビを凌ぐ精度といえばそのすごさをご理解頂けると思います。

そのサトフレーザーによるとマキエに寄ってきているチヌの身長は1.2m。

相手としては申し分ありません。
私も久しぶりに全力を出せる相手に巡り会えて武者震いがしてきました。

震える手でツケエのオキアミを39匹房掛けにして別府湾へキャスト!

仕掛けが落ちた所が狙った所ですので、狙い通りのポイントに着水。

トゥイッチしながらチヌの鼻先をツケエがかすめます。

39匹のオキアミの群れが鼻先をぴょんぴょん飛び跳ねながら目の前を通るわけですから、70cmまでのチヌであればイッパツなわけですが、メーターオーバーはそう簡単にはいきません。

周囲のゼンゴやコッパに

「アタシはおばあちゃんだから、あんまりごはんは食べれないんじゃよ。ほれ、アンタたちは育ち盛りなんだから遠慮せんで食いなえ。」

と譲ってばかりで当の本人は一向に口を使ってくれません。


ここから魚釣りの醍醐味である魚との知恵比べが始まります。

さとふも知恵をしぼります。

いかにこの老婆に飯を食わせるか。。。

ツケエを小さくしてみたり、オキアミの殻を剥いてムキミにしてみたり、色々と策を尽くしますが老婆は言葉巧みにその全てをかわしていきます。

そんなとき、さとふの脳裏にとある光景が甦ってきました。

それはさとふがまだ幼稚園にもあがる前のことでした。

その当時はまだ母方の曾祖母が生きており、よく可愛がってもらっておりました。

その曾祖母はいつも口をモグモグしており幼かったさとふは無遠慮にも曾祖母に尋ねました。

「ばあちゃんなに食べちょんの?」

すると曾祖母はおもむろに引き出しから小袋を取り出し、

「ニッケ玉食ぶるかえ?飲み込んだらいけんで。」

と飴玉をくれました。
私はニッケ玉なるものがなんなのか知りませんでしたので普通の飴玉と思い、口に含みました。

「ゲロマズッ!!」

鼻を突き抜けるニッケ臭に当時幼かった私は耐えることが出来ませんでした。

ちなみにこのさとふ、いまだにシナモンは苦手です。



閃きました。

老婆だけを狙い打つなら間違いなくニッケ玉だ!と。

数種類準備していたツケエの中から迷うことなくニッケ玉を手に取り、別府湾へキャスト!

スプールを押さえていた指が吹っ飛ばされました。

壮絶なやり取りの末、無事に1.2mのチヌを釣り上げ、家路につきました。








言わずとも察してください。。。

チヌずーぼー

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